
畳をフローリングに替える工事は、「床だけ」か「部屋ごと洋室にする」かで、費用も工期もまったく違います。ここを先に決めるのがいちばん大事です。客間として使っていた和室が使われなくなった、子ども部屋にしたい、ベッドを置きたい。こうした理由で「畳をフローリングに」というご相談をいただきます。ただ、床を替えるだけで洋室になるかというと、そうではありません。壁紙が和風のまま、押し入れが和風のまま、建具が襖のままだと、床だけ洋風になった部屋になります。それでも構わない方もいれば、部屋ごと変えたい方もいます。この記事では、床だけの場合と部屋ごとの場合の違い、畳の下で何が起きているか、そして先に決めておくべきことを、糸島市と福岡市で内装の工事をしている立場からまとめます。
THIS ARTICLE — この記事の要点
- 「床だけ替える」か「部屋ごと洋室にする」かで、費用も工期も別物になる
- 畳の下の状態は開けてみないと分からない。湿気で下地が傷んでいることがある
- 畳とフローリングでは厚みが違うため、段差の処理を先に考える
- 壁紙・押し入れ・建具まで替えるなら、同じタイミングでやるほうが結果的に効率がいい
- 1部屋からお受けしている。現地調査と見積もりは無料
CHOICE床だけか、部屋ごとか。最初に決めるのはここです
畳をフローリングにするご相談で、最初にお聞きしているのはこの1点です。
床だけ替える。畳を撤去し、下地を整えてフローリングを張ります。壁紙や押し入れ、建具はそのままです。ベッドや机を置けるようにしたい、掃除を楽にしたい、という目的ならこれで足ります。工事は床の範囲で済むので、費用も工期も小さくなります。
部屋ごと洋室にする。床に加えて、壁紙の張り替え、押し入れをクローゼットに変える、襖をドアや引き戸に替える、といった工事を組み合わせます。見た目も使い勝手も洋室になります。そのぶん費用と工期は増えます。
どちらが正解ということはありません。部屋を何に使うのかで決まります。寝室や子ども部屋として長く使うなら部屋ごと、物置や作業部屋なら床だけ、という方が多いです。
一部屋だけの工事で頼めるかについてはこれ直せる?部分リフォームでできること一覧にまとめています。
UNDER畳の下で何が起きているか。開けてみないと分かりません
畳を上げると、その下には荒床と呼ばれる板と、根太という骨組みがあります。ここの状態で工事の内容が変わります。
状態が良ければ、そのまま下地を整えてフローリングを張れます。畳の厚みのぶんだけ床が下がるので、その差を下地で調整します。
湿気で傷んでいることがあります。和室は床下の湿気がこもりやすく、長年畳を敷いたままだと、下の板が湿って柔らかくなっていることがあります。糸島や福岡の海に近い家では、床下の湿気が高めのことがあり、ここは実際に見てみないと分かりません。傷んでいれば、下地を直してからフローリングを張ります。
だから、電話やメールだけで金額を確定するのが難しい工事です。現地で畳を一部上げて下の状態を確かめてから、内訳のある見積もりをお出しします。床のきしみが気になる方は床鳴り・きしみの補修もご覧ください。
GAP段差の処理を、先に考えておいてください
畳とフローリングでは厚みが違います。何も考えずに張ると、隣の部屋や廊下との間に段差ができます。
段差をなくす方法は、下地で高さを合わせることです。畳の厚みぶんだけ下地を上げて、隣の部屋の床と同じ高さにします。手間はかかりますが、つまずきの原因を作らずに済みます。
あえて段差を残す選択もあります。敷居がある部屋や、建具の高さの関係で合わせにくい場合です。その場合は、段差を小さくする見切り材を使うなど、つまずきにくい形にします。
ここは現地で敷居や建具の高さを測ってから決める部分です。将来的に手すりや段差解消をお考えなら、手すりの取り付け|転倒予防、1本から対応しますもあわせてご覧ください。
TOGETHER壁紙・押し入れ・建具は、同じタイミングでやるほうが効率がいい
部屋ごと洋室にする場合、床と一緒にやったほうがいいものがあります。
壁紙。床を替えると、和風の壁紙との違和感が目立ちます。同じ工事で張り替えれば、養生や職人の手配が1回で済みます。クロスの張り替えは6畳の居室で5万円から9万円が目安です。
押し入れ。中段を外して枕棚とハンガーパイプを付けると、クローゼットとして使えます。扉を襖から折れ戸に替えることもできます。
建具。襖や障子をドアや引き戸に替える工事です。開き方や枠の状態で方法が変わります。
全部やる必要はありません。床+壁紙だけで十分に洋室らしくなることも多いです。優先順位の付け方はリフォームの予算オーバーを防ぐ|削る前に決めておく優先順位が参考になります。
- 部屋を何に使うか(寝室・子ども部屋・物置・作業部屋)を決めた
- 床だけか、部屋ごとかを決めた
- 隣の部屋との段差をどうするか確認した
- 壁紙・押し入れ・建具も一緒にやるか決めた
- 工事中の荷物の寄せ先を決めた
COST費用と工期は、下地と範囲で変わります
畳をフローリングに替える費用は、床の下地の状態と、部屋ごとにするかどうかで大きく変わります。だから、金額を先に一律で出すのが難しい工事です。
内訳としては、畳の撤去と処分、下地の調整または補修、フローリング材、張り工事、見切り材や段差の処理が主なものです。ここに壁紙や押し入れ、建具を足すかどうかで総額が変わります。
フローリング材は、無垢か複合か、厚みや色で価格の幅が広い部材です。ショールームで見本を見て決めることもできますし、見本帳を現地に持って行って決めることもできます。
現地で畳の下を確かめてから、内訳のある見積もりをお出しします。他の工事の目安は料金の目安のページに載せています。
BEFORE / AFTER相談する前と後で、何が変わるか
相談する前は、こういう状態です。使わない和室をどうにかしたいが、床だけでいいのか部屋ごとなのか決められない。畳の下がどうなっているか分からない。いくらかかるのか見当がつかない。
現地調査のあとは、こう変わります。部屋の使い方から、床だけか部屋ごとかが決まります。畳の下の状態が分かり、下地の補修が要るかどうかがはっきりします。段差の処理も含めて、内訳のある金額が分かります。
この差を生んでいるのは、畳を一部上げて下を見たかどうか、それだけです。1部屋からお受けしています。現地調査と見積もりは無料です。流れは現地調査は無料?有料?をご覧ください。
FAQよくあるご質問
畳をフローリングにするだけでも頼めますか。
畳の下が傷んでいたらどうなりますか。
隣の部屋との段差はなくせますか。
住みながら工事できますか。
費用はどれくらいですか。
糸島市・福岡市のどこまで来てもらえますか。
CONCLUSIONまとめ
畳をフローリングに替える工事は、床だけか部屋ごとかを先に決めることがいちばん大事です。部屋を何に使うかで決まります。畳の下の状態は開けてみないと分からず、湿気で下地が傷んでいれば先に直します。
段差の処理と、壁紙・押し入れ・建具を一緒にやるかどうかも、着工前に決めておけば迷いません。全部やる必要はなく、床+壁紙で十分なことも多いです。
現地で畳を一部上げて確かめてから、内訳のある見積もりをお出しします。1部屋からお受けしています。お電話は092-334-2211、フォームからのご相談もお受けしています。
※費用は目安のレンジです。正確な金額は無料の現地調査でお出しします。糸島市・福岡市を中心に対応しています。

