
古民家再生は部分で400万円から。幅が大きいのは、残す部分と替える部分をどこで切るかで総額が変わるからです。[‘「古民家再生はいくら」と一言で答えられないのは、工事の名前が同じでも中身がまったく違うからです。柱と梁を活かして内側を作り直すのか、水回りだけ現代の設備に替えるのか。同じ家でも金額は何倍も動きます。’, ‘株式会社トータルインテリア・真では、間取り変更や断熱・内装の一新から、築70年の古民家の再生まで手がけています。残すものと替えるものを、現地でご一緒に見極めます。’, ‘ここでは、金額の幅がどこから出てくるのかを分解します。予算の上限が決まっている方ほど、先に読んでおくと話が早くなります。’]
THIS ARTICLE — この記事の要点
- 古民家再生(部分)は400万円〜、戸建てフルリフォームは500万円〜1,200万円が目安です
- 総額を動かすのは工事の名前ではなく、残す部分と替える部分をどこで切るかです
- 水回りと内装だけに絞ると200万円〜400万円の範囲に収まることがあります
- 開けてから出てくる傷みの分は、予備費として最初から見ておきます
- 一度に全部やらず、年をまたいで分ける進め方もあります
RANGE「400万円〜」という書き方になる理由
料金のページでは、古民家再生(部分)を400万円〜、工期を2か月〜と出しています。上限を書いていないのは、どこまで直すかで青天井に広がるからです。
下の表は、範囲ごとの目安です。同じ家でも、水回りと内装だけで止めるのか、間取りから変えるのかで、桁がひとつ動くことがあります。
ですから最初に決めていただきたいのは「いくらまで出せるか」ではなく、「この家のどこを残したいか」です。残したい部分が決まると、触らない範囲が決まり、金額の幅が一気に狭まります。
全体の相場観はリフォーム費用の相場は?糸島・福岡で予算で失敗しない考え方、戸建てまるごとの場合はフルリフォームの費用相場|一戸建てまるごとでいくら?をご覧ください。
| 工事の範囲 | 費用の目安 | 工期の目安 |
|---|---|---|
| 水回りと内装のまとめリフォーム | 200万円〜400万円 | 3〜6週間 |
| 古民家再生(部分) | 400万円〜 | 2か月〜 |
| 戸建てフルリフォーム(間取り変更含む) | 500万円〜1,200万円 | 2〜4か月 |
| 浴室(ユニットバス入れ替え) | 70万円〜130万円 | 4〜7日 |
| キッチン交換 | 60万円〜150万円 | 4〜7日 |
KEEP残すものと替えるものを、どこで切るか
古民家の価値は、新しくできない部分にあります。太い梁、柱、建具、土間。ここは替えるほど家の表情が失われ、しかも費用はかかります。逆に、替えたほうがいいものもあります。
替える判断になりやすいのは、断熱と水回りです。冬の寒さと、日々の使い勝手。この2つは我慢で埋めるものではなく、工事で解決できる部分です。
一方で、残すと決めた部分は触りません。見た目を整えるだけで済む箇所も多く、そこに費用をかけないぶん、断熱や水回りに回せます。この切り分けが、古民家再生で一番お金に効きます。
築年数そのものの見方は築50年・60年の家はリフォームできる?|先に確かめることに書いています。和室を洋室にする場合は畳をフローリングに|和室を洋室にする費用と、先に決めることもどうぞ。
SMALL水回りと内装だけで止める、という選び方
予算の上限がはっきりしている場合、間取りに手を付けずに水回りと内装だけを一新する、という組み方があります。範囲としては200万円〜400万円、工期は3〜6週間が目安です。
この組み方の良いところは、暮らしの不便がまとめて解決することです。浴室の寒さ、キッチンの使いにくさ、トイレの古さ。毎日触る部分が変わると、家の印象は大きく変わります。
逆に向かないのは、間取りそのものが今の暮らしに合っていない場合です。部屋の区切りを変えたいなら、水回りを先に替えてしまうと、あとで動かすことになります。順番を間違えると二度手間です。
水回りをまとめるメリットは水回り4点セット|まとめてやる方がいい3つの理由、個別の費用はお風呂リフォームの費用相場|ユニットバス交換でいくら?とキッチンリフォームの費用相場|壁付けから対面にできる?をご覧ください。
- 冬、廊下や浴室が外と変わらないくらい冷える
- 在来浴室のタイルが冷たく、掃除をしても目地が黒い
- キッチンが暗く、作業する場所が狭い
- 建具が建て付け悪く、閉まらない部屋がある
- 雨のあとに匂いが変わる部屋がある
- 使っていない部屋が複数あり、空気が動いていない
OPEN開けてから出てくる分を、最初に見ておく
古民家で避けて通れないのが、解体してから分かる傷みです。柱の根元が白蟻で痩せていた、土台が湿っていた、屋根の下地が思ったより弱っていた。これは見えない場所なので、事前には読み切れません。
私たちは、そこが出たときに黙って進めません。一度手を止めて、どこまで直すか、費用がどう変わるかをご相談します。追加費用が出る可能性があることは、契約の前にお伝えしています。
だからこそ、予算を組むときに予備費を残しておいていただきたいのです。ここを最初から外して組むと、出てきたときに「直さない」以外の選択肢がなくなります。
公的な相談窓口である住まいるダイヤル(公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター)も、見積書の確認点として「工事範囲・追加工事・解体費の扱いがはっきりしているか」を挙げています(リフォームの基礎知識・セルフチェック/2026年10月7日確認)。古民家ではここが特に効きます。
PHASE一度に全部、でなくていい
総額が大きくなると、着手そのものが止まります。そういうときは、年をまたいで分ける進め方があります。
分ける順番には基準があります。雨と水が入る経路を先に止めて、内装は後です。屋根や外壁から水が回っている家は、内側をどれだけきれいにしても同じ場所がまた傷みます。
翌年に回せるのは、内装の仕上げ、使っていない部屋、収納まわりです。住むのに困らない部分は後ろに置けます。
補助制度を使えるかどうかは、お住まいの市区町村と年度で変わります。全国の支援制度は住宅リフォーム推進協議会の地方公共団体における住宅リフォーム支援制度検索サイト(2026年10月7日確認)で調べられます。条件も金額も毎年変わるため、その時点の内容をご確認ください。資金の組み方はリフォームローンと補助金、結局どっちがお得?資金計画の基本もどうぞ。
BEFORE / AFTER金額が読めないときと、読めたあと
古民家のご相談は、何年も止まっていることがよくあります。総額が読めないまま、気持ちだけが先に疲れてしまうからです。
動き出すきっかけは、安い見積もりではありません。残す部分が決まって、触らない範囲がはっきりしたときです。そこが決まれば、金額の幅は自然に狭まります。
糸島市・福岡市であれば、日程を合わせてうかがいます。「この家はどこまで手を入れるべきか」という段階で構いません。
FAQよくあるご質問
古民家再生はいくらかかりますか。
予算が決まっています。その中で収まりますか。
梁や柱は残せますか。
解体したあとに費用が増えることはありますか。
一度に全部やらないといけませんか。
補助金は使えますか。
CONCLUSIONまとめ
古民家再生の金額が読みにくいのは、工事の名前が同じでも中身が違うからです。部分で400万円〜という書き方になるのは、どこまで直すかで上が広がるためです。
ですから先に決めていただきたいのは、予算の上限より「この家のどこを残したいか」です。残す部分が決まれば触らない範囲が決まり、金額の幅は狭まります。そして見えない部分のための予備費は、最初から外さないでください。
現地調査・お見積もりは無料です。お電話は092-334-2211、フォームからは1分で送信できます。「どこまで手を入れるべきか」という段階からご相談ください。
※費用は目安のレンジです。正確な金額は無料の現地調査でお出しします。糸島市・福岡市を中心に対応しています。

